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945:証を刻まれよう。
「ありがとうございました」
「いえいえー」
あ、パネルが返ってきた。
「いや、デカいデカい」
「あ、ごめん」
うん、人間に見やすいサイズで返されても困るよね。
別に重さとかは無いから持てなくはないけど、見にくいし操作もしにくいよ。
「それじゃ、承諾っと」
元のサイズに戻したパネルを受け取って、ボタンをポチっと……
「あ痛たた」
押した瞬間に、なんかシャルロットさんが首を押さえて痛がり始めた。
なんか押さえてる手の下が、少し光ってる様な?
「え、何、大丈夫?」
「あ、ちょっと驚いただけなので大丈夫です。チクッとした程度です」
「それなら良かったけど…… 契約の何かなのかな?」
「その様ですね。私からは見えませんが、何かが刻まれた様な気がします」
言いながらグイッと服を引っ張って、見える様にしてくれるシャルロットさん。
大丈夫だと思うけど、あんまりやってると伸びちゃうよ?
あ、本当だ。
首のけっこう下の方、右の鎖骨のすぐ上あたりに、うっすらと何か紋章っぽい物が描かれてる。
……なんか微妙にウサギっぽい形なのは、契約者がアヤメさんだからなんだろうか。
元々そういう絵柄なのかもしれないけどさ。




