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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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945/3920

945:証を刻まれよう。

「ありがとうございました」


「いえいえー」


 あ、パネルが返ってきた。


「いや、デカいデカい」


「あ、ごめん」


 うん、人間に見やすい(そのままの)サイズで返されても困るよね。

 別に重さとかは無いから持てなくはないけど、見にくいし操作もしにくいよ。




「それじゃ、承諾っと」


 元のサイズに戻したパネルを受け取って、ボタンをポチっと……


「あ痛たた」


 押した瞬間に、なんかシャルロットさんが首を押さえて痛がり始めた。

 なんか押さえてる手の下が、少し光ってる様な?



「え、何、大丈夫?」


「あ、ちょっと驚いただけなので大丈夫です。チクッとした程度です」


「それなら良かったけど…… 契約の何かなのかな?」


「その様ですね。私からは見えませんが、何かが刻まれた様な気がします」


 言いながらグイッと服を引っ張って、見える様にしてくれるシャルロットさん。

 大丈夫だと思うけど、あんまりやってると伸びちゃうよ?


 あ、本当だ。

 首のけっこう下の方、右の鎖骨のすぐ上あたりに、うっすらと何か紋章っぽい物が描かれてる。


 ……なんか微妙にウサギっぽい形なのは、契約者がアヤメさんだからなんだろうか。

 元々そういう絵柄なのかもしれないけどさ。



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