940:立候補しよう。
「ってなわけで、私たちでどうかな?」
「それは大変ありがたいのですが……」
「ですが?」
おや、何やら気になる事が有る様子。
まぁ遠慮無しによろしくって気軽に言う人でも無さそうだけど。
「この状態になる事は同意の上で自らお願いしましたし、責任などは感じていただかなくて良いですよ?」
あぁ、そこが気になったのか。
アヤメさんの「レティのせい」ってのが聞こえなくても、他の言葉は聞こえてるんだから察せるよね。
「あ、それなら大丈夫だよ。半分以上ただの冗談だから」
それ、ちょっとは有るって事でも有るよね。
揚げ足は取らずに黙っておくけど。
「それにこちらとしても、得られるものは有るでしょうから」
「そうそう。っていうか、今は出来ることが少ないって言っても、それだけの体が有るんだからさ。今の内に、恩を売っておかなきゃねー」
うん、まぁ扱いに慣れて環境も整ってくれば、いろんな事が出来る様になるかもしれないしね。
投資って意味では悪くない対象かもしれない。
いや、お姉ちゃんが冗談めかして言ってるのは、「だから遠慮するな」って事だろうけどさ。
シャルロットさん、むーって顔で考えてる。
でもまぁ元々嫌だって訳じゃなかったんだし、答えは決まってる様なものかな?




