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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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932/3917

932:最後の問題を聞こう。

「ま、その道具を作るのにも時間が必要になるであろうから、すぐには無理なのだがな」


「あー、現物が有るわけ無いですもんね」


「うむ」


 あぁ、確かに。

 というか、それを作るにしても結構なお金がかかるんじゃないの?

 でっかい物になるんだろうし、材料費だけでもかなりの額になりそうなんだけど。


 それに強度とかの関係で技術的にも工夫が必要になるかもしれないし。

 いや、そういうのは詳しくないからよく解んないし、私が心配する事でも無いけどさ。



 まぁ金銭的な問題はアリア様の事だから、とりあえず一通りの機材は用意するとか言いそうだ。

 シャルロットさんが遠慮するのをゴリ押しで通していく光景()が目に見える様だよ。


 助かるんだけど借りばっかり増えていって申し訳ないんだよなぁ。

 気にしなきゃ良いんだろうけど、そういう訳にもいかないだろう。


 プラス思考?で考えれば、そういう相手だからこそアリア様たちも色々やってくれるのかもしれないけどね。

 何の気なしでやった事でも、やっぱりありがとうって言われる方が嬉しいものだろうし。




「さて、それは良いとして。他にもまだ有るのかな?」


 アリア様がシャルロットさんのお腹にごはんを投げながら話題を転換していく。


 しかし二人して色々作り過ぎじゃないかな。

 主に果物っぽい形だけど、たまに人形とか動物型とか有るし。

 いや、別に問題は無いんだし、良いけどさ。



「あ、はい。細かいものはキリが無いので控えますが、後一つ」


「ふむ、何かな?」


「人を運ぶ事が出来ないので一緒に行動しづらい体なのですが、それなのに一人ではあまり激しく動くことが出来ないのです」


「む?」


 どういう事だろう。

 いや言葉通りなんだろうから、どういう理由でだろう、か。


 しかしどういう理由にしろ、かなり不便そうなのは確かだなぁ。



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