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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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921/3917

921:諦めてお願いしよう。

「ほれほれ、諦めて早く開くのだ」


「むぅ……」


 あ、観念してぬちゃっと開いた。


 まぁアリア様の背後で、コレットさんが手をわきわきして見せたもんね。

 抵抗は無駄だって悟るのには十分だろう。



「で、ではお願いします」


「うむ、任せるが良い」


 今度はさっきと違って、横に広げるんじゃなくて下側を前に伸ばして、受け皿みたいにしてるな。

 確かにあの方が放り込みやすそうだ。



 伸ばしたお腹の上で少しゆっくりスコップをひっくり返して、ざらざらーっと飼料を流し込んでいく。

 やっぱりそれだけでどんどん吸い込んで行ったりはしてないから、一度ちゃんと閉じてから飲み込まないといけないんだろうな。


「すみません、少し待っていただけますか?」


「うむ」


 続けて二回目を放り込んで小さい山になった所で、伸ばしていたお腹を引き上げてむにゅーっと包み込む。

 地味にだけど、持ってない所も覆いかぶさっていく様に、うにうに動いてたっぽいな。


 お肉の操作に慣れさえすれば、手で伸ばす必要も無くなるんだろうか。



 膨らんだお腹を上から軽く揉んで、少し背伸びする様にのけ反ってからお腹に力を入れつつ元に戻って行く。

 お、塊が喉を通っていってるっぽいな。

 あのくらいならまとめて飲み込めるのか。



 ……エリちゃんが座ったまま少し前のめりになって、レティさんがその肩に手を置いてるのが見える。

 そんな食いつく様に見なくても良いだろうに。


 シャルロットさんも見られてるのに気付いて、少し苦笑いしてるじゃないか。



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