911:食事に疑問を抱こう。
「……む?」
おや、何やらアリア様が首を傾げたぞ。
何か疑問…… は一杯有りそうだけど、どれについてだろう。
まぁ直接聞いてみれば良いか。
「どうしました?」
「いや、それほどの量をどうやって食べたのかと思ってな。普通に食べたのでは、一日かけても無理だと思うのだが」
「あぁ、そういえば……」
うん、確かに普通だと、休憩なしで一日中ごはんを食べ続ける事になりそうだ。
しかも一食でって事は一日通してだとその二、三倍は食べなきゃいけないんだろうし。
「あ、それはですね」
「シャルロットちゃんもそろそろお腹も空いた頃でしょうし、見てもらった方が早いわねぇ」
「そうですね。すみませんがもう一食、甘えさせてもらって良いですか?」
「あらあら、遠慮しなくて良いのよ? お腹が空いたら、いつでもいらっしゃい」
……いじくり回させてもらったし、って事かな?
シャルロットさん側からしてみれば、予定外の維持コストが発生したわけだし。
おお、壁から干し草を少し押し固めた様なものが入った、でっかい箱が出てきた。
「おー、ほんとに一杯だー」
「物を実際に見ると、思っていた以上に多く見えますね」
うん、まぁ荷台に一杯ってくらいだしね。
そう言いはしても、レティさんだし大分正確に想像してそうな気もする。
いや、こっちの勝手なイメージだしどうでも良い事だけど。




