897:連れてきてもらおう。
しかし触りに行くって言っても、降りる階段とかが無いな。
まぁそんなのはどうにでもなるか。
「それじゃ少し動かすから、足下に気を付けてね?」
「はい」
ってシャルロットさんを…… というか入り口の足場以外を持ち上げるのか。
まぁさっきもアリア様が中心だって言ってたし、そこまで意外でもないかもしれない。
しかし今更だけどアレを軽々と運ぶって凄い力だな、ジェイさん。
いや、まぁジェイさん自体の自重に比べれば大したことは無いんだろうけどさ。
「おー、下から見ると本当にでっかいなぁ」
お姉ちゃん、ほぇーって顔で見上げるのは良いんだけど、ちょっと口開いてるよ?
まぁ別に良いけどさ。
「シャルロットちゃん、左前脚を少し持ち上げるから、転ばない様に気を付けてー」
「あ、はい。どうぞ」
名指ししなくても前脚って呼ぶものが有るのはシャルロットさんくらいだよね。
どうでも良いけど。
お、シャルロットさんの下からにゅにゅっと柱が生えてきて、しゃがまなくても足を見やすい様になった。
多分だけど、アリア様を跪かせるなんてって事が主な理由だろうな。
「では失礼して…… おお、意外とふわふわしているな」
「もふー」
……いやエリちゃん、勝手に顔を埋めちゃダメだと思うんだよ。
普通の動物ならともかく、一応それ他の人の体だぞ。




