898/3921
898:モフる許可を得よう。
「こらこらエリちゃん、少しは遠慮しようよ」
あ、お姉ちゃんが剥がしてくれた。
「あ、自由に触っていただいて構いませんよ」
「ほら、ああ言ってるし大丈夫大丈夫ー」
あ、良いんだ。
「そうか。では私も」
……アリア様までくっついてしまった。
まぁうん、気持ちは解るけどさ。
しかしシャルロットさん、【聴覚強化】は持ってないのに、普通に話してる声がよく聞こえたな。
あ、なるほど。
天井からシャルロットさんの顔の近くまで触手が伸びてるし、ジェイさんが中継してくれてるのか。
……でもこれ、外に出たらちょっと困るんじゃないの?
まぁ三階くらいの高さだし、ちょっと声を張れば普通に聞こえるか。
「それにしても、流石にひづめもでっかいなぁ」
お姉ちゃん、止めた割に良いって言われたら遠慮なくぺちぺちするんだな。
まぁ言う通り、ほんとにでっかいけどさ。
「こんなので踏まれたらひとたまりも無いだろうなー。上半身がまるまる隠れちゃいそうだし」
「踏まれたらというと、普通の馬でも変わりは有りませんけどね」
まぁうん、そりゃそうだけどね。
しかしレティさん、お姉ちゃんにツッコみつつも、自分も気にはなってるんだな。
一緒になってつっついてるし。




