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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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890/3918

890:なぜ居るのか聞いてみよう。

「失礼しまーす」


「うむ、よく来たな」


 素直に従って部屋に入ったら、椅子に座ったアリア様がひらひらと手を振ってきた。

 コレットさんもその後ろからお辞儀してきてるし、こっちも深々と頭を下げておくとしよう。


 あ、ディーさんも居る。

 まぁここに住んでるんだし、そもそもあの人もアリア様信者だから当然と言えば当然か。

 せっかく来てくれてるんだから、引っ込んだままお相手しないなんて事はまず無いだろう。


 ……いや、よく考えたら信者じゃなくても当たり前か。

 普段から気安い態度を取ってくれてるとは言え、仮にも王女様だしこの町の責任者でもあるし。



「アリア様は何でここに?」


「ああ、ジェイに呼ばれてな。私に無断で事を進めるには問題の有る事らしい」


「あー……」


 ……このタイミングなら、ほぼ確実にシャルロットさんだろうなぁ。

 責任者に確認してもらわないといけないって、一体何をやってしまったんだ……


「まぁ一言で言うと、『またやった』んだろうな」


 また、か。

 うん、まぁそう言われてもおかしくない人だしね。

 というかそもそも今の体になってる事自体、完全にやっちゃったって感じの事だし。



「えーと、アリア様はもう見たんですか?」


「いや、まだだ。白雪たちにも関係の有る事だと言うから、一緒に見ようと思ってな。呼ばずとも来る予定だというから、待っていたのだよ」


「あ、なんか済みません」


 いろいろやっててかなり遅くなって。


「いや、こちらが勝手に待っていたのだから気にする事は無い」


 用が有るなら呼んでくれれば良かったのに。

 待ってるって知ってればさっさと来たのになぁ。



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