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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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874/3918

874:咎めてもらおう。

「さて、と。えーと、研究所ってこっちだっけ?」


「そうそう」


 パタンとドアを閉めて、何故かエリちゃんが先頭で歩き始めた。

 まぁ方向さえ合ってれば、見れば判るってくらい判りやすい建物だし問題は無いか。



 おや、カトリーヌさんがエリちゃんの横に行って光り始めた。


「見えないと言うほどではありませんが、やはり暗いままというのも危険ですので」


「おー、助かるよー」


 ……あー、確かに。

 私も光ってはいるけど、エリちゃんの後ろからだから前は照らせてないもんなぁ。



「雪ちゃんは気が利かないなー」


 うん、まぁそうなんだけどさ。

 事実とはいえ、面白がってる口調ならツッコミは入れておこうね。


「ぴーちゃん、ちょっと爪立てて良いよー」


「ぴゃっ」


 お姉ちゃんの肩に乗って不満げな顔をしているぴーちゃんに、我慢しなくて良いぞーと指示を飛ばす。


「痛い痛い痛い、ごめんなさい」


 ちっこいとは言え【妖精】(わたし)と違ってパワーは十分に有るんだから、ちょっとした攻撃を加えるだけなら十分に出来るんだぞ。

 迂闊というか解っててやってるんだろうから、あんまり強く刺さない様にね?





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