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874:咎めてもらおう。
「さて、と。えーと、研究所ってこっちだっけ?」
「そうそう」
パタンとドアを閉めて、何故かエリちゃんが先頭で歩き始めた。
まぁ方向さえ合ってれば、見れば判るってくらい判りやすい建物だし問題は無いか。
おや、カトリーヌさんがエリちゃんの横に行って光り始めた。
「見えないと言うほどではありませんが、やはり暗いままというのも危険ですので」
「おー、助かるよー」
……あー、確かに。
私も光ってはいるけど、エリちゃんの後ろからだから前は照らせてないもんなぁ。
「雪ちゃんは気が利かないなー」
うん、まぁそうなんだけどさ。
事実とはいえ、面白がってる口調ならツッコミは入れておこうね。
「ぴーちゃん、ちょっと爪立てて良いよー」
「ぴゃっ」
お姉ちゃんの肩に乗って不満げな顔をしているぴーちゃんに、我慢しなくて良いぞーと指示を飛ばす。
「痛い痛い痛い、ごめんなさい」
ちっこいとは言え【妖精】と違ってパワーは十分に有るんだから、ちょっとした攻撃を加えるだけなら十分に出来るんだぞ。
迂闊というか解っててやってるんだろうから、あんまり強く刺さない様にね?




