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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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865/3918

865:乗った理由を考えよう。

「そこに居られると動けないんだけど……」


「あぁ、悪い悪い」


 足の上で膝を突いて落ち着いているアヤメさんに抗議しておく。

 というか足の甲なんてけっこう斜めだし、落ち着ける場所でもないだろうに。



「ん? あー、そうか」


「どうしたの?」


「いや、ラキがまだそこに居ろみたいな動きしてるからさ」


「……なんで?」


「サイズを変えてもらうには白雪に触れてる必要が有るんだから、ここでやってもらえって事なんだろ」


「あぁ、なるほど」


 アヤメさんの解釈にラキが頷いてるし、それで合ってるんだろう。

 確かにその方が、手間は省けるな。



「それじゃ、もう大きくして良いのかな?」


「ああ。一応言っておくけど、ゆっくりやれよ?」


「ん? ……あー、うん」


 危ない危ない。

 多分言われなくても一気に戻しはしなかったと思うけど、うっかりの可能性を止めてくれるのは助かるな。


 今アヤメさんが居るのって私の足の上だし、下手したら思いっきり踏まれる事になるよね。

 大きくなる時の膨らみ方…… で良いのかな? まぁ良いや。


 膨らみ方によっては、私に勢い良くぶつかってくる可能性も有るわけだしね。

 今の状態だと無いだろうけど、こっちの顔が上にある状態でやらかしたら、思いっきり頭突きを食らうかもしれない。



「んじゃ、行くよー」


「あぁ、頼む。途中でこっちは色々と動くだろうけど、離さない様にはするから気にせずやってくれ」


「うん」


 というか動いてもらわないと困る。

 重い方ではないとはいえ、足をずっと踏まれてるのは流石にね。



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