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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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864/3917

864:少し違う場所に戻そう。

 包んだ両手の中に、ふすーっと軽く息を吹き込み始めた。

 小さい分治療も早いだろうし、少し待つだけで大丈夫だろう。


 ……しかし足下にずっと居られてもなんか落ち着かないんだけど。

 まぁあんまり急に動かすとアヤメさんの体が耐えられないだろうし、そこでやるのは仕方ない事なのか。



「おーい、もう良いぞー」


「そろそろ大丈夫そうですわね」


 お、終ったか。

 アヤメさんの声は聞こえてないだろうけど、覆ってるとはいえ間近のカトリーヌさんからは見えてるから状況は解るのか。


 元の状態に戻れば動けるんだから、手でも振れば伝える事は出来るだろうしね。




「さ、どうぞ」


「うおっ、と。いや、皿の上で良いと思うんだけど…… まぁ良いか」


 なんで私の足の上に降ろすんだ、カトリーヌさん。

 まぁ今は浮かせてるわけじゃないから、動かさない様にするのは難しくないけどさ。



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