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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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856/3920

856:安否を確認しよう。

「あ、雪ちゃん。お帰りー」


「ただいまー。そっちはどんな感じ?」


 声をかけようと思ったら先手を取られたので、はーいと手を振りつつ状況を尋ねてみる。



「んー、良い様に遊ばれてるって感じかな? ……っていうかカトリーヌさんはどうしたの?」


「いつものだから気にしなくて良いよ」


「あー……」


 お姉ちゃん、苦笑いって言葉がぴったりな顔だな。

 まぁ気持ちは解る。



 あ、カトリーヌさんが無言のまま片手を上げて挨拶してる。


 それ、相手が見てるのかが解らないとあんまり意味無いんじゃないかな。

 まぁ話に出したって事は、ほぼ確実に見てそうではあるけどさ。


 ……いや、あれ何気に隙間から見てるな。

 まぁ顔面を掴まれてるとはいえ全部が覆われてるわけじゃないし、まったく見えない訳ではないのか。

 向きは変えられないから見たい所を見るって事は出来そうにないけど、何も情報が無いよりはかなり違うだろうな。



 とりあえず、まだ遠いしもうちょっと近づこう。

 遠いって言っても私から見ればだけど。


「……あれ? アヤメさんは?」


 お皿の上から凄く楽しそうな笑顔でラキが手を振ってきてるけど、アヤメさんの姿が見えない。

 どこかに吹っ飛ばされたかな?

 いや、それならラキもあんな顔してないか。


「あー、アヤメちゃんならラキちゃんのお尻の下に居るよ」


「え?」


 ……確かに、ラキの下からちょっと手がはみ出てるのが見えるな。

 いや、これはどういう状況なんだ。



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