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853:稽古を終わろう。
「さて、それじゃ戻ろうか。今日もありがとうございました」
「『今日もありがとうございましたー』だって」
エリちゃんの通訳を待って頭を下げる。
……しかし、なんか扱いが託児所っぽくもあるな。
まぁ見た目は子供じゃないし、物理的には私よりぴーちゃんの方が圧倒的に強いんだけど。
「はい。続きはまたの機会に」
「それじゃアルおじさん、どう装備に反映させるか相談しましょうか」
「そうですな。それでは」
ルミさんがこっちに頭を下げてからアルさんに声をかけ、アルさんも再度頭を下げて二人で離れて行く。
まぁここじゃ落ち着いた話し合いはしづらいよね。
……ん?
でもディーさんも絡んでるんだから、二人も研究所に行くのかな。
機密情報って程の事でもないだろうけど、あそこなら他の人に見られたりもしないし。
まぁ一緒に行かなきゃいけないってわけじゃないし、別に良いか。
あの二人なら、私が居なくても襲われる事も無いだろうし。
さて、それじゃ皆の所に戻ろうか。
なんか振り向いたらカトリーヌさんがぴーちゃんの鉤爪の手入れをしてたけど、気にしないでおこう。
結構土とか付いてたし、別に誰も困らないし。
いや、ちゃんとお礼は言うけどね。




