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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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808/3918

808:気を付けて戻そう。

「それじゃ、戻しますねー」


「ういうい」


 羊さん達から少し離れてから、猫さんを前に掲げて一応確認を取る。


「いやー、これで戻っても動けなかったら笑うよねー」


「いや、笑い事じゃないでしょ」


 普通に困るよ。

 特に何も悪い事してない猫さんのパーティーの人たちが。



「というか嫌な事を口に出さないでくださいよ。聞きつけた運営が変な事してきたらどうするんですか」


「いや、そんな暇じゃないだろ」


「まぁそうなんですけど」


 うん、流石にそこまで【妖精】への嫌がらせに全力を注いでるとは思ってないけどさ。

 無駄に一部で目立ってはいるけど、しょせんただのプレイヤーの一人だし。


 そもそも運営に、聞いてすぐに仕様をいじくる様な権限が有るかも解らないしね。



「えーと…… まぁうん、戻しますよ」


「あい」


 何も言わずに始めるのもなんなので、一応改めて言っておこう。


「あ、手に持ったままでも大丈夫かな?」


「すぐに離れるから大丈夫だと思いますけど。何ならぽーんって放り投げましょうか?」


「やー、それはちょっと怖そうだし、このままが良いかなー」


 うん、まぁそうだろうね。

 それじゃ、ぶら下げたままでぱぱっと解除して、と。


 猫さんが光になったので、ささっと後退。

 人を巻き込むのは困るけど、自分が巻き込まれるのも困る。



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