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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1693/3911

1693:別々に訓練しよう。

 おはようございまーすとライサさん達に挨拶をしながら中庭へ出て、いつも通りの訓練を始めていこう。


 む、シェラも少し離れた所で何かやるつもりみたいだな。

 シルクにお手伝いをお願いしてる……のかな?



「……おー」


「ああいった使い方も出来るのですね」


 シェラから少し離れたシルク、上を向いて何をするのかと思ったら、口からシャボン玉をぽわぽわっと吐き出した。

 なるほど、そういえば唾液の代わりに洗剤が出せるんだったな。


 ふわふわ浮いてるシャボン玉を、シェラがすぱぱぱーんと魔法の矢の連射で一掃。

 弓矢の連射速度じゃない気はするけど、それは今更なので置いておこう。

 ゲームではよく有る事だろうし。



「おっと、見てないでこっちも頑張らないと」


「そうですわね」


 私達が訓練してる間に自分もって事でやってるんだから、それをぼーっと眺めてちゃ駄目だろう。


 ……なんか一瞬ちぇーって残念そうな顔してた気がするけど、かっこいい所でも見せたかったんだろうか。

 大丈夫、ちゃんとすごいなーって思ってるから心配要らないぞ。




「そういえば白雪さん」


「ん?」


 黙々と二人で遊んでる様にも見える……というか遊んでる様にしか見えない気もする訓練を進めて、一通り終わったかなって所でカトリーヌさんが声をかけてきた。


そちら(・・・)の方の訓練はよろしいのですか?」


「……訓練って言われてもなぁ」


 自分の舌先を示しつつ器用に言ってくるけど、こんな触手の訓練は別に要らない気がするんだよ。

 いや、そりゃどういう事をすれば経験値を稼げるのか判らない以上、やっておくに越した事は無いんだけどさ。


 言ってくるのがカトリーヌさんだと、自分を刺してみろとか言い出しそうなのがなぁ……



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