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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1692/3911

1692:おしごとに赴こう。

 まぁ半分冗談みたいなものだろうから、敢えてツッコミに行く必要は無いだろう。


 そもそも本来報告の義務が課せられてない訳だから、無理矢理聞き出す正当性があんまり無さそうだし。

 国の事業……で良いのかな? で調査しに来てる筈なのに、それを報告しなくて良いってのも奇妙な話だけど。



 あんまりガチガチに縛ってたら、プレイヤーのやる気が削がれそうだからなのかな?


 ゲーム内の設定的な話だと、現場のトップに居るのがアリア様だから色々と緩いっていうのは有りそうだな。

 話で少しだけ聞いてる他の王族の人達だと、調査結果も拾ってきた物も全部取り上げられかねないイメージだし。


 まぁ直接会った事は無いんだから、相手側の話だけであんまり悪く言うのも良くないんだけど。

 実際に話してみたら意外と良い人だったりとか、色んな理由が有ってそういう言動をしてるとかって可能性も無くは無い訳だもんね。


 ……街の人達からのアリア様の人気を考えると、その線はあまり…… いや、やめておこう。




 まぁそんな事は良いとして、さっさと中庭に行って訓練を始めよう。

 ここに居座ってたら受付から飛んでくるライサさんの視線で穴が開きそうだし。


「ん? あぁ、こっちで待ってるって?」


 下からのうにーという鳴き声に目を向けると、どうやら珠ちゃんと太郎は受付に残って可愛がられるお仕事に就くらしい。

 一度きちっとお座りをしてから、「行ってきまーす」って感じで短く鳴いて歩いて行った。


 ……頭上のたろちゃん、ピッと片手を上げてたタイミングで方向転換されたから、ちょっと落ちそうになってあわあわしてたな。

 傍から見てる分には可愛いんだけど、当の太郎にしてみればちょっと待ってよって感じだろうか。


 あの高さから落ちたくらいじゃ大して痛くもないとはいえ、まぁ無駄に転げ落ちたくはないよね。



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