1684:もふもふの誘惑に耐えよう。
「ごちそうさまでした、と。ありがとね」
手に持った棒状の海老をシュレッダーの様にモリモリと食べ進む太郎を眺めつつ、シルクに食べさせてもらって無事完食。
でっかい海老の更に一部って事で、少し食感に違和感が有ったけど味はちゃんと美味しかった。
まぁ普通の海老を食べるイメージが頭に有るから変な感じがするだけで、食べづらいだとかそういう事は無かったしね。
慣れてくればあんまり気にならなくなるんだろう。
しかし店主のお姉さん、さっきから微妙にそわそわしてる気がするんだけど。
……あー、なんとなく解ったかも。
多分だけど、うちの子たちを撫でたいのを我慢してるっぽい。
今はお仕事の最中だから……って事以上に、そのお仕事が調理作業だもんなぁ。
そりゃもふもふ達を撫で回す訳にはいかないか。
まぁゲームの中でそういう事が問題になるかは判らないけど、ここの開発はあんまり信用しない方が良い気がするからなぁ。
いや、技術的な面とかは凄いんだけどね。
どんな嫌がらせを仕込んでるか判ったもんじゃないって意味でね。
なんにせよ、本人がそういう方向で動いてるんだったら「触っても良いですよー」とか言って妨害しない方が良さそうだな。
我慢してる所に無駄に誘惑して揺らがせるのは、ある意味嫌がらせみたいなものだろうし。
……まぁもしかしたら「よその子だから勝手に触っちゃいけないよね」って我慢かもしれないけど。




