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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1665/3910

1665:隠れた理由を確認しておこう。

「それにしても、急に電話が来たからってびっくりして隠れなくても良いのに」


 こっちとしても、聞き覚えのある声がした上にすぐ見つけられる程度に隠れられてたら、なんとなく放っときづらいしさ。

 まぁ見てみぬ振りをしてそのまま登校しても良かったんだけどね。


「その…… 昨日の事も有ったので、少し後ろめたさが」


「ん? ……あー、言ってたそばからって事?」


「はい…… 尾け回して注意された翌日にまたすぐ後ろを歩いてるのは、自分でもちょっとどうなのって思いますし……」


「んー、解らないでもないけど、わざとじゃないなら良いんじゃないかな」


 私が前に見えたからって他の道を通れなんて言える訳も無いし、遭遇しちゃったものは仕方ないでしょ。


 気にせず普通に……は難しいかもしれないけど、そこまで怯えて歩かなくても良いでしょうに。

 いや、それこそ無理な相談か。



「まぁどうしたのかは大体解ったし、そろそろ学校行こうか」


「あ、はい、そうですね」


 余裕が有るとは言ってもこのままのんびりしてると遅刻しかねないから、ササキさんを促して歩き出すとしよう。

 多分私が近くに居たままだと、ササキさんが怖くて動けないだろうし。



「あ、そうそう」


「は、はい、何でしょう」


「多分大丈夫だとは思うけど、こうやって話してるのを誰かに見られてたら、適当に私に絡まれてたみたいに言っちゃって良いからね」


「それは…… その、はい、解りました」


 悪いですよって感じで一瞬躊躇してくれてる辺り、良い子だなぁ。

 私の評判なんて元々最低ラインなんだから、あんまり気にしなくても大丈夫だよ。


 いや、下手に言い過ぎて私の耳に入ったら怖いってだけかもしれないけど。

 


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― 新着の感想 ―
[一言] 1200話以上前の話がまだ現実で一日経ってないということにビックリ!
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