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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1651/3912

1651:新人さんにも着せていこう。

「さて、それじゃそろそろ上がりますか?」


「うむ、そうだな」


 後から入ったカトリーヌさん達も十分に温まった頃合いを見計らって、アリア様に提案の声をかける。


 集団での決定権をどんどん押し付けていって、自分がこの中で一番偉い事をちゃんと認識してもらわないとね。

 いや、理解した上でやってるんだから無意味なのは判ってるけど。



 ふわっと上に浮いてお湯から上がり、軽く体を払って水気を落として脱衣場へ。


「どうぞ」


「あぁ、ありがとう」


 いつの間にか前に居るカトリーヌさんからタオルを受け取って、手早く体を拭いていく。


 ……お風呂から出る時は私の後ろに居たはずなんだけど、なんで私がタオルを取るよりも前に出て自分のタオルで手を拭いてから私の分を差し出す方が早いんだよ。

 いや、早いっていうかごく自然な感じで滑らかにやられたから、割り込めなかったってのも有るけどさ。



 一通り拭いたので一旦タオルを体に巻こうかと思ったら、手に持ってたタオルが消えていつものガウンを着せられてた。

 アリア様たちのお世話をしてる筈なのに、きっちりこっちも見てるんだなぁ。


「おー、なんかお金持ちっぽい」


「いや…… でも解らなくもないですね」


 お金持ちというか海外ドラマか何かというか。

 いや、別に日本でも普通に使ってる人は居るだろうけど。



「ん? あれ? あ、私のもあるんだ」


「あー、さっきなんかやってたのはそれだったんですかね」


「あぁ、そういえば」


 みんなでお仕事してたのは、ロシェさんの分のガウンを作ってたのか。

 他にも色々やってそうだけど、多分あれがメインだろう。



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