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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1646/3914

1646:解放されたものに驚こう。

「うおっ」


「ん? あー……」


 急にどうしたのかと思ったら、カトリーヌさんが脱がされたのか。


 まぁうん、あれは凄いもんなぁ。

 あの服でどうやって変な形にせずに圧縮してるんだろうね。



「話には聞いてたけど…… うん、へこむだけだからこの話は止めとこうか」


「ですね」


 ロシェさんは私とは違うとはいっても、カトリーヌさんの前じゃどうしてもなぁ。


 ……なんかラキがカトリーヌさんに威嚇してる。

 気持ちは解るけど何も悪い事してないんだからやめとこうね。

 気持ちは解るけど。



「ささ、お二人ともどうぞこちらへ」


 あ、そんな事やってる内に先を越された。

 ……流れる様な動きでシャワー係になりに行ったなぁ。


「なんでそんな上に?」


「あっちの備え付けのシャワー(やつ)はシルクが使うから、こっちは自前でって感じですね」


「あぁ、なるほど」


 少しくらいのお湯だったら、私達は気軽に出せるからね。

 まぁせっかく用意してもらったんだから、空いてる時はあっちを使えば良いと思うけど。


 というかシルクがフリーの状態だと、否応なしにあっちになるんだけどね。




「いやー、ゲームの中(こっち)でもやっぱり良いもんだねぇ」


「お風呂とか好きなんですか?」


「んー、まぁまぁってとこかなー」


 上からのお湯で体を流しつつ、適当に雑談を。


「っていうか、こっちだと普通は中々入れないからさー」


「あー、色々大変ですもんね。宿とかには無いんですか?」


「有る所には有るみたいだけど、そういう所はちょっとお高くなるんだよね。安い所だと、有っても桶で水を浴びるくらいかな?」


「まぁこれ、ただの贅沢みたいなものですもんねぇ……」


 垢とかの老廃物は出ない様になってるし、汗だけはかくけどただの水だし。

 自分や敵の血とかで汚れたりしない限りは、気にしない人にとっては必要の無い設備なんだろう。



「よし、それじゃ代わるよー」


「お願いします」


 あ、やろうと思ってたのに出遅れた。

 まぁ大人しく、一人で先に温まってるとするか。


「ささ、どうぞこちらへ」


「いや、もう自分でやったから……」


 お背中流さなくて良いから自分の事をやりなさいって。


 翅が有る分勝手が違うのは確かだけど、もう結構慣れてきたから大丈夫だよ。

 やるならロシェさんでしょ……ってのはなんか逃げる為に売ってるみたいだから言わないけど。



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