1647:回避し損ねよう。
ふー。
無事カトリーヌさんの魔の手から逃げのびた訳だけど……
あっちはあっちでなんかわちゃわちゃしてるけど、一体召喚獣たちは何をやってるんだ。
あぁ、ぴーちゃんとラキがクリスを洗ってあげようとして、スルスル逃げられてるのか。
シャワーを浴びる事自体は嫌がってなさそうだから、単純に自分でやりますからーって事なんだろう。
あ、全員ピタッと止まった。
大人しくしてなさいってシルクに叱られたっぽいな。
まぁ実際、小さいままのアリア様達が近くに居るんだし、あんまりバタバタしない方が良いのか。
いやぴーちゃん以外はもっと小さいんだけど。
「ふむ」
……笑って見てたアリア様から、何やら不穏な呟きが。
「しかし中々に手間がかかる事は確かだろうからな。コレット、クリスを綺麗にしてやるが良い」
「はっ」
……あー、うん、まぁ長いから洗う面積は広いだろうけどさ。
自分を洗おうとする相手のランクが更に上がって、クリスちゃんの顔が「ひぇ……」って感じになっちゃってるぞ。
しかも今回は色んな意味で逃げられないし。
「やー、大変そうだねぇ」
「あの子は大人しいですからねー」
シャワー係を終えたロシェさんが、苦笑交じりのコメントをしつつ横を通っていく。
「んぁー…… 流石にちょっと窮屈だけど、可愛らしくて良い感じだねぇ」
「まぁ狭いのは仕方ないですね」
流石に脚が伸ばせる様な大きさとなると、特注品じゃないと無理だろうしね。
……いや、そもそもカップじゃなければ良いだけか。
召喚獣用のやつみたいに、普通のお風呂なら最初から何の問題も無いんだよ。




