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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1643/3910

1643:現状に満足しよう。

「コレット様、せっかくですのでそのままお掴まりくださいな」


 あぁ、ちょうど上に乗ってるしね。

 どうせすぐそこなんだし、わざわざシルクに回収してもらうまでもないか。


 ゆっくり体を起こしていって、しっかりと首に抱き着いたのを確認してから浮き上がる。

 小さくなってるとはいえ、流石に翅を動かすのは無理そうだな。



「むぅ、自分で落ちておけば良かったか」


「いや、それはどうかと思いますけど」


 お姫様は大人しくしててくれって言いたいけど、アリア様だしなぁ。

 保護されてない状態で二階から飛び降りたりしてたし、これも今更か。


「まぁ現状に文句が有るでなし、羨む必要も無いか」


「シルクさん、とても可愛らしいですものね」


 あ、ちょっと照れてるっぽい。

 無表情は保ってるけど感情がちょっとぽわぽわしてるのが伝わって来た。



「おーい、そろそろ行こうよ」


「あ、はーい」


 ドアを開けて廊下に出ていたロシェさんに呼ばれたので、いつまでも喋ってないでさっさと移動を開始する。

 いや、もう大分もたもたしてるけどまぁそれはそれ。



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