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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1629/3910

1629:立候補されよう。

「で、この先から麻酔薬が出せる様になったから、それを一旦口の中に出してから吹いてたら取れた」


「自分には効かないんだね」


「そりゃそう……なのかな?」


「そうですね。例外もありますが」


「そうらしいよ」


「あ、うん」


 自分の知識はそんなに信頼してないけど、レティさんが言うならそうなんだろう。

 まぁそうじゃない事もあるみたいだけど、私は効かない側だから問題ないのだ。




「よーし、それじゃやってみよう」


「いきなりなんなの」


 唐突にずいっと出てこられても、反応に困るんだよ。

 いや、まぁ大体察しはつくけどさ。


「ん? ほら、そのスキルの実験しなきゃでしょー?」


「えー……」


 そりゃ一度は試してみた方が良いだろうっていうのは事実だけどさ。

 こっちとしてはあんまり変な事はやりたくないんだよ。

 あれだけ色々やっておいて、今更にも程が有るけど。



「……っていうかこれ、一度こっちの口に入るみたいなんだけどさ」


「ぽいね」


「エリちゃんさっき死んでたって事はさ……」


「うぬー」


 多分しっかり味がすると思うし、その味がその辺の土みたいなのだったらこっちが辛いんだよ。

 しかも舌の中に入って来るとなると吐き出す事も出来ないし。


 いや、吸った脳をその辺に吐き出すのもどうかと思うけど。



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