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1607:大人しく付き合わされよう。
「で、何をするんですか?」
付き合わされる事は諦めてるアヤメさん、まったくもうって感じを隠さなくなってるな。
まぁあれだけ色々やられたりやらされたりしてれば、そうもなるか。
「なに、大した事では無い」
「アリア様と私じゃ基準が違うから訊いてるんですよ」
「ふむ」
うん、ほんとにね。
アリア様の基準で言っちゃうと、踏み潰されるのも翅の手入れするのも、シルクの口の中でもごもご洗われるのも全部大した事じゃないでしょうに。
「ま、今回に限っては本当に大した事は無いのだ」
「限ってくれなくて良いんですよ」
「それは保証しかねるなぁ」
あっはっはと笑ってアヤメさんの肩を叩くアリア様。
アヤメさんも大変だなぁ……とか言ったら、誰のせいだって怒られそうだから黙っているとしよう。
「さて、その前に。白雪、コレットも同じサイズに頼む」
「あ、はい。……あぁ、はい……」
しゃがんで手を出そうと思ったら、いつの間にやら私の足の横にひっそり立って、爪の上に手を乗せてこちらを見上げるコレットさんの姿が。
くそぅ、ぼーっと立ってないで浮いてればよかった。
魔力を流すのに問題が有る訳じゃないから、別に良いといえば良いんだけどさ。




