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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1593/3904

1593:お礼は今度にしておこう。

「ぴゃ」


「あ、おかえりー」


 お姉ちゃん達の所へ戻る道中で、アルさんの所に行っていたぴーちゃんが合流してきた。


 お礼に行った方が良いかな……と思ったけど、どこに居るのか解らないからまた今度にしておこう。

 そんな毎回来られても、あっちも迷惑だろうし。




「ただいまー」


「おかえりー。盛り上がってたねぇ」


「あー、うん」


 どうしてこうなったって感じではあるけど、まぁ訓練にも交流にもなったから良い事なんだろう。

 ロシェさんも楽しんでたしね。



「で、アヤメさんの方は……」


「訊く必要が有るか?」


「……うん、無いね」


 通常とは逆方向、背中側にのけ反った状態でぺたんと畳まれてるしね。

 どうしてそうなったとは訊きたいけど。



 ラキはちょっと離れた所でアヤメさんの回復を待ちつつ、勝利のダンスを踊ってるな。

 とりあえず頭を撫でておこう。えらいぞ。


 で、アヤメさんの回復を……


「いや待て待て、せめて横を向いてからにしてくれ」


「あ、ごめん」


 しようと思った所で待ったがかかった。

 今のままで【妖精吐息】を吹きかけたら、元に戻る動きで思いっきり上に跳ねるか、板に顔から叩きつけられるかのどっちかだもんね。




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