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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1591/3904

1591:八つ当たり気味の攻撃をしかけよう。

 ごめんなさーいって素直に座ってる辺り、パーティーの仲は良好らしい。


 まぁ仲が良いからこそ遊ばれて、ああいう変な目に遭わされちゃってるんだけどね。

 ……その辺もアヤメさんと一緒だな。




 さて、それじゃそろそろ戻るとしよう。

 色々やってたおかげでもう良い時間だしね。


「それじゃ、失礼しまーす」


 とりあえず、安全圏から眺めつつ「そりゃ怒られんだろ」って笑ってるテツさんに挨拶をしておこう。

 あんまり笑ってたら、アンタも止めろよって巻き込まれるかもしれないよ?



「おう、お疲れさん。付き合ってくれてありがとうな」


「こちらこそ、だね。次は負けないかんね!」


「頑張れよ。こっちはひとまず出力は据え置きで、挙動やら空力やらの改善しとくわ」


 せっかく訓練して飛行速度を上げても、飛行機側の性能も跳ね上がって行かれたらどうしようもないもんね。

 実際の飛行機と違って音速の壁なんてものが無い分、その気になったらどんどん加速出来そうだし。


「なーんかそれもそれで悔しいなぁ」


「勝ってから言うんだな」


「むぅ。まぁその通りなんだけどね」


 うん、言いたい事は解るけどね。

 少なくとも今は敗者側なんだから、手加減されるって感じてもあんまり文句は言えないだろう。



「でも悔しいから行けういろうー、おっちゃんのすねに体当たりだー」


「なんでだよ。……地味に痛ぇなこれ」


 うん、思いっきり頭突きされたね。

 というかあれ結構な勢いで衝突してたけど、ういろうちゃんの方は大丈夫なのか。


 あ、ほめてーって顔してぽてぽて帰って来た。

 まぁ大丈夫じゃないなら頭から行きはしないか。



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