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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1586/3903

1586:追加特典はキャンセルしよう。

「はいはーい、ちょっと良いかな? あ、マツリちゃんはそのままで良いからね」


「降りたくても降ろしてもらえそうにないぞ」


 あ、アヴィさんが飛行機を回収しに来た。


「操縦してて、何か気になった事は有る?」


「ん? あー、尾翼がちょっと左右でズレてたかな。左に曲がる時の動作がちょっとだけ鈍かったよ」


「ふんふん」


 あぁ、機体についての聞き取り調査か。

 中から操作する仕様だから、とりあえず飛ばしてみて確認するって事が出来なかったもんね。


 ……しかしまぁ今更だし毎度思うけど、みんな偵察要員でもないのに【聴覚強化】取り過ぎじゃない?

 まぁ単に、索敵(それ)以外にも色々と用途が有るから取ってるんだろうけどさ。


 流石に【妖精】とお喋りするだけに取ってたら、仲間の人にあんまり良い顔はされないだろうし。



「他には?」


「車輪と出力調整を付けろ」


「特に無し、と」


「おい」


 ……まぁそこは言わなくても解ってたところだからね。

 改めてメモを取る必要は無い……よね、うん。




「ところでさ」


「ん?」


「勝利したマツリさんは、妖精さんハウスへご招待って言おうかと思ったんだけどさ」


「……こっちにも都合ってものが有るだろ」


「そうなんだよね」


 ソロプレイヤーでもなければ事前に話を通した訳でもないしね。

 いきなり行くぞーって言われても困るだろう。



「あと私が勝手に言うのもなんだしさ」


「そりゃそうだ」


「いや、そこは別に遠慮しなくて良いですけどね。ロシェさんの家でも有る訳ですし」


 というか今日は一緒に動いてるけど明日以降は判らないんだから、毎回私を探して誰かを呼ぼうと思うんだけどって訊いてらんないでしょ。

 お互いに手間にしかならないんだから、変な事をしなければ好きにすれば良いと思うよ。


「うちの大家さん良い人でしょ」


「めんどくさいだけじゃないか?」


 あ、ちょっとバレてる。

 まぁ完全に建前って訳じゃないから、良しとしてもらおう。



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