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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1567/3903

1567:手早い仕事を見せてもらおう。

 あ、呆れた顔のマツリさんも帰って来た。

 まぁあんな無駄に元気よく入ってきて事故を起こしてるんだから、何やってんだって顔にもなるよね。



 それにしても、二人とも戻って来るの結構遅かったな。


 復活地点でお仕置きタイムが始まってたんだろうか。

 いや、でも途中で動ける様になって仕返ししてたよね。


 まぁその辺はなんでも良いか。

 別に急いでまっすぐ帰ってこなきゃいけない訳でもないんだし。



「いやー、元気だねぇ」


「良い事なんですけど、行き過ぎもどうかと思いますね」


 そのせいで吹っ飛ばされてる人も居る事だし。


「過ぎたるはって言うもんね。で……っと」


「ん?」


 何か言おうとしてたロシェさんが、言葉を切って私の後ろに視線をやった。

 後ろで何か有ったかな?


 あ、さっきの飛行機の人達が手を振ってる。

 もしかして、もう出来たんだろうか。


「呼んでるみたいだし、行ってみますか」


「だね。分業とはいえ、えらく早いなぁ」


 やっぱりそう思うよね。

 こっちも色々やってたから多少の時間は有ったけど、こっちと違って色々仕込まないといけないはずなんだけど。




「おう。何度も呼びつけてすまんな」


「いえいえ」


 もう一度来る事にはなってたんだし、別に何も悪くは無いと思う。

 というか別に私は偉くもなんともないんだから、そんなかしこまる相手でもないし。


「とりあえず、最低限の物は出来たぞ」


「おー…… 本当に最低限だねぇ」


 ……うん、本当に大丈夫かって言いたくなる見た目だね。

 ちゃんと操縦席も噴射装置も可動式の羽も付いてるから、一応飛ぶのには問題無いんだろうけどさ。



「これ強度とか大丈夫なの?」


 あ、直接訊いた。


「舐めんな。流石にそこんとこをクリアせずに出来たとは言わねぇよ」


「そりゃそうか」


 まぁ確かに。

 流石に本職じゃないだろうけど、作る側としてのプライドとかそういうのが有るだろうしね。



「何かにぶつかったら別だけどな」


 ……なんか小さい声でボソッと付け足したな。

 流石にそこまでカバーするのは無理だったか。



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