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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1566/3906

1566:立ち位置には気を付けよう。

「さ、シェラ様」


「あ、ありがとう」


 カトリーヌさん、相変わらず行動が早いな。

 私がシェラの突進を回避してる間に、手を拭くための布を取り出して水で湿らせるところまで済ませてたらしい。


 こういう所でお世話になりっぱなしだけど、正直自分でやろうと思っても先を越される未来しか見えないんだよなぁ……

 いや、まぁそういう考えを持っておく事は大事だと思うから、用意だけはするけどさ。



「ありがとねー」


「あ、いえ、こちらこそ」


 シェラ人形を作ってたお姉さん達からなんかお礼を言われたので、頭を下げておく。

 うちの子と遊んでくれてたというか、一応うちの子に付き合わされてた訳だしね。


 ……なんで皆してそのまま固めて鞄やアイテムボックスに保管してるんだろう。


 いや、まぁせっかく作ったんだし、取っておくのは別に良いんだけどさ。

 潰さなきゃいけない理由も特に無いし。




「たーだいまーっ」


「のあっ!?」


 ……エリちゃんが訓練場のドアを勢いよく開けて突入してきて、近くに居たお兄さんが吹っ飛ばされてる。


「あ、ごめん」


「いや、塞いでた俺も悪いから…… お互い様……か?」


 まぁ確かに、お兄さんの責任も無くは無いかな?

 エリちゃんがもう少し静かに入って来れば良いだけだから、お兄さんも若干疑問形ではあるけど。



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