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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1530/3904

1530:お礼の品を捧げよう。

「まぁそんな可愛らしい理由でぶっ殺されてもたまったもんじゃないし、再開しようか」


「はーい、いつでもどうぞー」


「アレ見たら通せる日が来る気がしないけどな」


「まぁそういうものですし、仕方ないんじゃないですかね」


「ダメージどころか喋る邪魔すら出来ないんだもんな……」


 あ、なんかごめんなさい。


 飛んできた岩を喋りながら顔面でぺちんと受け止めてたら、ちょっとしょんぼりされてしまった。

 でもさっきのが無くても、最初からずっとそんな感じだったんだから勘弁してほしい。




「ありがとうございましたー」


 途中でトラブルが有ったせいで自重したのか元からなのか、あの後は特におかしな魔法も出てこずに平和に終わったな。

 まぁ出て来てくれなくて良い……のかな?

 強力になるのは良くても、こないだみたいに失敗されたりしたら困るし別に良いのか。


「いやー、経験値は貰えるし美味しいし、良いことずくめだねぇ」


「付き合ってくれる方々に感謝しないといけませんわ」


「んだねー」


 うん、向こうは別にその辺の的に撃っても同じ事だろうからね。

 というかダメージが入ったかどうかで貰える経験値が変わる可能性も考えたら、損させてるのかもしれないし。

 まぁ逆に耐性の高い相手に撃ち込んだらちょっと増える可能性も無い訳じゃないから、その辺は気にしてもしょうがないけど。



「いやー、びっくりしたねぇ」


「ん? ……あぁ」


 さっきのベルさんの事か。

 時間差で話題に出されると、一瞬戸惑うな。


「あ、そうだ。雪ちゃんを護ってくれたんだし、ちゃんとお礼しなきゃね」


「あぁ、確かに」


 ……いや、お礼すること自体は良いと思うんだけどさ。

 そのお供え物みたいな献上の仕方はどうなんだ。


 あ、お菓子が消えた。

 その渡し方で合ってるんだ……




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