1503:怖がりやさんを連れ出そう。
あ、そういえば。
「コレットさんも大きくしなくて良いんですか?」
ラキちゃんサイズのまま家から出てきてないけど。
「うむ。その方が色々と都合が良いのでな」
うん?
あぁ、なんか人間サイズの手で作ったミニチュアハウスの出来に満足してなかったし、私達が出てる間にリフォーム的な事をしていくのかな。
確かに、片方が小さいままだったらより精密な作業が出来るだろうしね。
ただそれだとアリア様の方は家に丁度良いサイズまで戻っておかないと、上の方に手が届かないんじゃないか?
いや、まぁ大丈夫だからサイズ指定したんだろうし、私が心配する様な事でもないか。
それはさておき、クリスが出てきてくれないと出発出来ないんだけどどうしたものか。
あ、シルクが回収しに行った。
……しゅるりとシルクの脚に巻き付いたと思ったら、そのまま下から服の中に潜り込んでいってお腹に巻き付いたらしい。
「ぽっこりだねー」
「まぁうん」
クリスが巻き付いた分、シルクのお腹の辺りがちょっと膨らんじゃってるね。
まぁ明らかにお肉じゃなくて何か巻いてるって判る膨らみ方だから、気にする必要は無いと思うけど。
お、戻ってきたな。
乗り物になってあげてるシルクをよしよしと……撫でようとしたら、手と頭の間にラキが挟まれてた。
いつの間に乗ってたんだ。
まぁなんか喜んでるので気にせずにまとめてなでなで。
シルクの胸元からそっと顔を出して上目遣いでこっちを見てくるクリスも、指でくりくりと撫でまわしておこう。




