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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1501/3905

1501:激しく出迎えられよう。

「ところで白雪」


「はい?」


「食事に行く前に、この程度のサイズまで戻してもらえるかな」


「あ、はい」


 私の膝よりも少し下の辺りをトントンと指でつついて、縮める様に指示してきた。


 ……どうでも良いけど「戻す」じゃなくて「縮める」とか「縮め直す」とかじゃないかな。

 アリア様の元のサイズはそっち側じゃないぞ。



「おー、可愛らしいサイズですね」


「はっはっは。抱き締めても良いのだぞ?」


 横から来たロシェさんが、大きめのお人形って感じのサイズなアリア様を、両手で胴体を掴んでひょいっと抱き上げた。


 四十センチ有るか無いかってところだし、持ちやすいだろうけどさ。

 相手は偉い人だけど良いんだろうか。


 いや、まぁ相手が良いって言ってる以上、私が気にし過ぎなだけなんだけど。


 ただアリア様、気軽に言ってるけど抱き締められたら潰れるよね。

 まぁそれも含めて良いって言ってるんだろうけどさ。

 どうせ潰れたってノーダメージというか、直すために吹いてもらえる分プラスだし。




 あ、シルクが家から出てきてラキと一緒に待機してる。

 私がアリア様の対応をしてたから、順番待ちしてるのかな?


 ……よく見たらドアの隙間からクリスもこっち見てるな。

 怖くないから出ておいでーと言いたいところだけど、そう言われても怖いものは怖いんだもんで終わる話だから諦めよう。


「はーい、ただいまーぅふっ」


 声を掛けた瞬間にラキが「おかえりーっ!」とばかりにダッシュでお腹に飛びついてきた。

 うん、良いボディだ。

 軽いけどスピードが有る分、油断してると結構効くなぁ。


 ただ元気が良いのは良い事なんだけどさ。

 後ろから来てるシルクにごめんなさいした方が良いんじゃないかな。



 ……気付いて逃げようとした瞬間にシュパッと摘ままれて、でっかい指でほっぺたをむにむにむにむに押されてる。

 気を付けなさいって言ってるでしょうってとこだろうなぁ。


 ラキに悪気が無いのは解ってるけど、シルクもこっちの事を思ってだから止めづらい。

 ので諦めて反省しようね。うん。



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