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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1497/3903

1497:担当させられよう。

「おっ、おかえりー」


 庭園に入って早々に、南口近くの雑草をむしってたエリちゃんに迎えられた。


「ただいまー。お仕事中かな?」


「んー、兼暇潰し?」


 あぁ、手が空いちゃったからなんかやっとこうかって感じか。



「お揃いって事はご飯の時間かな?」


「そうだね。エリちゃんも」


「行くー」


 そんな食い気味に返事しなくても。


「からパパっと片付けてくるねー」


「あ、うん」


「忙しない奴だな……」


 そんな走って帰って行かなくても。

 ゴミを捨てたり作業着から着替えたりとあるだろうけど、別に急かしはしないんだしさ。



「おーい」


「ん?」


 とか思ってたら、反対側のベンチに座ってるおじさんに声をかけられた。

 あんまり見覚えの無い人だけど、こっち見て手を振ってるし勘違いではないよね。


「暇してんだからあんたが確認してきなって、女房に押し付けられちまったんだけどよぅ」


「あ、今日の『集会』ですか?」


「おう、それそれ」


 代表して近づいたお姉ちゃんが口を開く前に、手早く用件を告げるおじさん。

 ……尻に敷かれてるんだろうか。



「これからご飯を食べに行って、その後にといった所ですね。ね?」


「あ、うん」


 言った後に確認されたけど、何も間違いは無いので頷いておこう。


「そうかそうか。ありがとさん」


「お手数かけます」


「こっちが好きでやってる事だからな」


 用事はそれだけだったらしく、気にすんなと手をひらひら振って立ち去るおじさん。


 ……慣れてるのかもしれないけど、歩きながら掲示板に書き込むのは危ないと思うよ。



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