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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1476/3901

1476:無駄なダメージを受けよう。

 茶葉で満たした土鍋の上に、縦長で上に穴の開いた魔力製の蓋をかぶせてる。

 なんというか、カラーコーンみたいな形だな。


 下の方にも小さい穴が空いてるのは、通気口みたいなものなんだろうか。


「あれって全部【魔力武具】で作っちゃダメなの?」


「鍋まで魔力で作っちゃうと、熱を通さないんですよね」


「あぁ、なるほど」


 強すぎる防御力も、こういう時には困りものだよね。


 いや、そういう使い方をする方がおかしいんだけど。

 いつもの事だけど、あれのどこが武具なのかと。


 まぁ網状にしたりすれば焼けるかもしれないけど、直火よりあっちの方が良いって事なんだろう。



「では白雪さん、こちらをどうぞ」


「あ、うん、ありがとう」


 まだ煙は出てきてないけど、ちょっと良い匂いのする熱気を感じる。


 ……良い匂いだからってあんまり近づき過ぎると、【妖精】の燻製が出来上がりかねないから気を付けよう。

 まぁ密閉されてないんだから、部分的にダメージを負うだけだろうけど。



 これ、ストローみたいな筒を用意した方が良いかな?

 上手い事調整しないと口の中が熱いかもしれないけど、顔全体が熱いよりはマシかもしれないし。


 吸い込み口は広くした方が良いだろうから……

 うん、パイプみたいな形かな。

 口は下向きだけど。



 お、魔力をうにうにやってたら煙が立ち始めた。

 それじゃ早速……


「ぅあっつぃ」


「そりゃそうでしょ」


 うん、出てくる所に近づけすぎたね。

 火傷するかと思ったよ。


 というかちょっとヒリヒリするから、舌を少しやっちゃってるっぽいな。

 【妖精吐息】でなんとかしようにも、口の中じゃなぁ……


 口の中を巡らせてから吹き出す感じでなんとか…… あ、いけたっぽい。

 やたらと自由度が高いの、こういう時だけは助かるなぁ。




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