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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1471/3904

1471:小道具を用意しよう。

()れに()ても……」


 蒸されたキャベツの芯周りをほふほふ食べながら、なにやら呟くカトリーヌさん。

 お嬢様キャラのお行儀的に大丈夫なんだろうか。


「ぴーちゃん様、蹴り技がとてもお上手になられましたわねぇ」


「あー、アルさんにちょっと教わってたもんねぇ」


「ぴゃっ」


 そういえば、今回はドロップキックじゃなかったな。

 えっへんと胸を張るぴーちゃんを、えらいぞーと撫でておく。


 ……なんか遠くで訓練してたシェラが走って来た。

 うん、シェラもあっちで頑張ってたもんね。えらいぞ。




「できたー」


 おや、ロシェさんがなんか黒っぽい棒を一杯持って戻って来た。

 さっきは雑草を枯らして集めてたはずだけど、あれは何なんだろうか。


「何やってたんですか?」


「思い付きを試すための小道具作ってた」


 すっと一本差し出されたので、とりあえず受け取ってみる。

 なんというか、太いペン……というかマジックみたいなサイズの棒だな。


 いや、マジックもペンの一種か。



 まぁそれはどうでも良いとして。

 これってあれか、葉巻という物かな?


 本物を見た事は無いけど、表面は乾いた草で巻かれてるし、重さからして中身も草っぽいし。


「なるほど、湯気がいけるなら煙もという事ですわね」


「そうそう」


 うん、確かに取れそうではある。


 ただ、渡されても私は煙草とか吸う様な歳じゃないんだけど。

 いや本物みたいな成分は入ってない訳だし、そもそもここは日本じゃない上に今は人間ですらないけどさ。




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