1470:しっかり阻止しよう。
まぁそんな事は置いといて、早速試してみるとするか。
とりあえず、最初は特に調整とかはせずに…… 一応上の方に向けて吹いておくか。
【妖精】のやる事には油断しない方が良いだろうし。
せーの、ふ
「ぅってぁぶっ……」
「ぴぁっ!」
「ぇふぅっ」
吹き始めた瞬間にいつの間にか戻って来ていたカトリーヌさんが斜め下から飛び込んで来ようとして、ぴーちゃんの回し蹴りを脇腹に受けてくの字の軌道で斜め上に吹っ飛んで行った。
うん、良い仕事だぞ、ぴーちゃん。
でももうちょっと加減してあげようね……って思ったけど喜んでるから別に良いか。
気を取り直して、ふーっと……?
「んん?」
何も出てない様な……って、微妙に離れた場所で白く見え始めてる。
……あー、温度が高すぎてすぐには液体の粒にならないとか、そういう事なのかな?
フライパンとかでジュージューやってる時も、火を止めた瞬間にふわーってなるし。
水蒸気が冷めて見える様になった割には、周りの気温が上がってないのが謎だけど。
まぁそれを言ったら火も冷気もなんだから、今更な事か。
お、試しにかなり弱めて吹いてみたら、口から白い湯気がぽふーっと吹けた。
「失礼しますわ」
……だからなんで野菜を突っ込むんだ。
っていうか思いっきり蹴り飛ばされたのに元気だな、カトリーヌさん。
確実に肋骨が何本か持って行かれてるであろう吹っ飛び方してただろうに。
いや、まぁそれもいつもの事か。
カトリーヌさんだし仕方ない。うん。




