1469:何かを思いつこう。
「おーい」
「ぴゃ」
とりあえず持っててもしょうがないので、近くに居たぴーちゃんにあげておこう。
……と思ったらカトリーヌさんが「お任せを」みたいな顔で出てきて受け取っていった。
まぁうん、直接渡したら羽が濡れちゃうもんね。
「しかしまぁ、こうしてみると何でもありって感じだねぇ」
「ですねぇ」
うん、魔法に関しては実際その通りだと思うよ。
おかしいだろって言いたくなる様な事やってても、習得条件が満たせたりするし。
いや、ロシェさんが言いたいのは今の湯気吹いてる姿の事だろうけど。
「あ、そうだ」
ん?
いきなり花壇に向かって飛んで行ったけど、どうしたんだろう。
なにやらちょこちょこ生えてる雑草の精気を吸って、枯らした物を花壇の外に集めて置いていってるな。
何か試してみる気なんだろうけど、何だろう。
む?
あぁ、これは何かが取得出来たっぽいかな?
さっきより明らかに湯気が濃くなってるし。
取れたなら用は無いので、注水を止めて口の中の魔法もごっくんと。
回収できる量がほぼゼロに近くても、ただ消すくらいなら吸収した方が良いもんね。
「ぴ?」
「うん、出来たっぽい」
ぴーちゃんが疑問形の声をかけてきたので、できたのー?って事だと判断して答えておく。
カトリーヌさんは…… あぁ、シェラにも白菜をあげに行ってるのか。
えーと、スキルパネルを開いて……と。
「うん、増えてる増えてる」
「ぴゃー」
【吐息】の一覧に【燻蒸吐息】とか言うのが増えてる事を確認。
隣で「やったー」って万歳してくれてるので、軽く頭を撫でておこう。
しかし「蒸気」じゃなくて「燻蒸」なんだな。
まぁ確かに出るのは蒸気でもする事は蒸すって行為だろうし、間違いではないのか?
他のも火炎とか冷気とかじゃなくて、焼却や凍結だったし。
……召喚獣の犬や猫にわざわざハウスとかドメスティックとか付けてた開発だし、単に語呂とかそういう基準な可能性も有るけど。




