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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1460/3902

1460:まともだったならと思おう。

「んー」


 ん?

 あぁ、こっちの魔力の動きを観察してるのか。


「とりあえずしっかり流すところからだなー」


 うん、基礎は大事だよね。

 まぁそこら辺はスキルも有るんだし、難しい事じゃないだろうし。



「あ、柔らかくなれーって思いながら流したり、その逆をやったりしてると【錬金術】も習得できますよ」


「お手軽……!」


 そもそもうにうに動かしたりするのにも状態を変化させないと駄目だろうから、気にしなくても取れそうではあるけどね。

 他の種族から見るとズルいって言いたくなるだろうけど、その分やたら簡単に死ぬ生き物だから許してほしい。



「慣れてくればこんな感じで、いろいろ遊んだりできますねー」


「お、そりゃ退屈しなくて良いね」


 伸ばしてた土の柱を雑な人型にして、しゅっしゅっとパンチを出して見せてみる。

 ただ捏ねてるだけだと作業って感じが強すぎるんだよね。

 基礎訓練はそんなものって気もするけど。


「まぁ勝負すると大体私が負けるんですけどね……」


「あー、相手がアレ(・・)じゃ仕方ないんじゃないかな……?」


 カトリーヌさん、何やらせても上手だからなぁ。

 まともでさえあったならトッププレイヤーにもなれただろうに。


 まぁアレなのも含めてカトリーヌさんなんだし、そんなの言っても仕方ないんだけどさ。



 ……というかああいった部分を無くした完璧超人だったら、そもそもゲーム(こっち側)の世界に来てない可能性も有るか。

 公私ともに一流な感じで成功を収めてそう……なのはともかく、VRゲームをやる理由が現実では色々と限度が有るかららしいし。


 いや、まぁそういう人でも息抜きに遊ぶことは有るだろうけどね。

 でもプレイ時間とかの関係で、一流プレイヤーに追いつくのは厳しい……のかな?


 戦闘面でのスキルレベルやステータスでの差をあんまり把握出来てないから、その辺はよく解らないな。

 まぁこのゲームでやる事は戦闘だけじゃないし、頭が良ければどうにでもなるのかもしれない。




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