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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1445/3902

1445:拒否しよう。

 おや?


 私はシェラを撫でていたはずなんだけどな。

 いつの間に逆になっていたんだろうか。


 まぁなんか楽しそうだから、別にどっちでも良いか。



 む、なんかぴーちゃんの雰囲気がちょっと柔らかくなった気がする。

 何か話し合いでもしてたんだろうか。無言だけど。


 ……柔らかくって言っても、警戒レベルが下がっただけって程度かな?

 むーって顔なのは変わってないし。


 ほらほら、敵意は無いんだからあんまり睨まないの。


 いや、意識して抑えてるというか隠してるだけかもしれないけどさ。

 少なくとも今……というかここでは大丈夫だから。



 お、小鳥さんがふわふわ近づいて……


「ぴ」


 こっちくんなとばかりに羽でぱさぱさ扇いで追い払った。

 あ、めげずにUターンして…… うん、また飛ばされてるな。



 小鳥さんサイドとしては、仲良くしたいって感じなんだろうか。

 まさか噛みつきに行ってる訳じゃないだろうし。


 ……賢いというかややずる賢いって感じに近い子みたいだし、「いいじゃないっすかー」みたいなノリで取り入ろうとしてる可能性も有るけど。



 ってこらシェラ、ほっぺをむにーって引っ張るんじゃありません。

 ご主人様を変な顔にするんじゃない。


「ぴぁ」


 ええい、しっかり見てるんじゃないよぴーちゃん。

 いや、まぁ和んだならそれはそれで良い事だけどさ。


 あ、うん、小鳥さんの接近を許すかどうかは別なんだね。

 無音で戻って来てたけど、きっちり吹っ飛ばし直してる。



 しかしなんだな。

 特に壁に叩きつけたりはせずに普通に押し戻してるだけな辺り、完全に嫌ってる訳じゃなさそう。


 まぁ単に、あんまり意味が無いからやってないだけかもしれないけど。

 ぶつけてもどうせノーダメージだろうしね。



 ……そもそも普通にやって叩きつけられるものなのかな?

 壁まで行っても、壁にぶつかった空気の流れに乗って横にスイーって滑って行くかもしれないし。


 でもさっきはもふんってショック吸収してたんだよなぁ。

 うーむ、よく解らん。


 ……まぁ多分、考えるだけ無駄なんだろう。

 よく解らない生き物の代表格が言うのも何だけど、よく解らない生き物だし。




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