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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1439/3905

1439:微妙な話を吹き込まれよう。

「あ、そうそう」


「はい?」


 ふにふにもふもふと小鳥さんのお腹を堪能していたら、唐突にジェイさんが声をかけてきた。

 これは何か、嫌な情報を教えてくるつもりだな?


「その子、賢いって言ったでしょう?」


「言いましたね」


「で、可愛いでしょう?」


「可愛いですね」


 とりあえず、少なくとも見た目はとても可愛いね。



「うふふ」


「……何ですか?」


 なんだその笑いは。

 クリオネみたいにカパァッて開いたりしないよね?


「最初から全部、自分が可愛いって(それを)理解した上での仕草なのよ?」


「あざとい子なのかぁ…… いや、うん、まぁ実際可愛いですけどね……」


 「……そうなの?」って小鳥さんの顔を見てみると、「知らなーい」って感じで目を逸らされた。

 いや、その通りだって言ってる様なものじゃないの。


 でもまぁそうだとしても、特に問題は無いか。

 意図的だったとしても、可愛くなくなる訳じゃないし。



 さて、ふわふわで気持ち良いけどずっと突っついてても悪いし、降ろしてあげるとしよう。


「よし、ありがとねー。ってどこ行くの」


 小鳥さんの乗った手を箱に向けて傾けていってみたら、ふわっと飛び上がってそのままふよふよと宙を漂い始めた。

 この部屋から逃げたりは出来ないから慌てる必要は無いけど、一瞬ちょっと焦ったよ。


 いや、そもそも鳥なんだから飛ぶのは当たり前なんだけどさ。

 あ、一部を除いてね。




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