表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1438/3902

1438:解らないまま触ってみよう。

 さて、それじゃ言われた通りモフってみるか。


「おいでおいでー」


 急に手を伸ばしたら怖がられるかもしれないし、少し離れた場所にそーっと手を下ろしてから呼んでみた。

 言葉はなんとなく解ってるらしいし、来てくれると良いんだけど。



 お、じーっとこっち見てる。

 こわくないよー。顔はこわいかもしれないけどこわくないよー。


 ……「?」って感じで首を傾げた。

 可愛いんだけど、どういう感情なんだろうか。


 あ、動い……速っ。

 なんだっけ、あの駐車場とかに居る、なぜか飛ばずに走り回ってる小鳥。

 あれを彷彿(ほうふつ)させる様なダッシュで、スサササっと手に向かって走って来た。



「おお……」


 とりあえず好きにさせてみようと手を動かさずにいたら、そのままの勢いで私の手の上にモフっと収まった。

 なんだこの可愛い生き物は。

 ……本当に解らない時に使う方が珍しいセリフだな、これ。


 鳥さんが乗った手を少し持ち上げてみても逃げなかったので、そーっと顔の近くまで持ってきてみる。


 うん、ふわっふわの小鳥だな。

 シマエナガみたいな姿形(なり)だけど羽は全部真っ白で、畳んでると本当にただの毛玉にしか見えない。

 いや、尾羽が後ろにぴよっと飛び出てはいるし、つぶらな瞳とちっちゃい(くちばし)は見えてるけど。



 というかこの子、すっごい軽いな。

 一応鉤爪とかの感触は僅かに有るけど、何かを乗せてるって感じが全くしない。


 あ、でも鳥なんだし軽いのは一応当たり前の事なのか?

 スズメだってあのサイズで二十グラムくらいしかないらしいし。



 まぁそんな事よりも、触っても良いよって気配を感じるので人差し指でなでなでしてみるか。

 単に逃げないからそうなんだろうってだけだけど。

 ……突っつかれたら謝ろう。



「おおぉ……」


 見た目通りにふわっふわだ……


 ……軽くにぎにぎしてみたい衝動にかられるけど、流石に止めておこう。

 案外小鳥側も好きだったりするらしいけど、初対面だしこんな見た目でも一応魔物だし。




 む。

 可愛いなぁってつんつんやってる姿を、ジェイさんに可愛いなぁって顔で見られている。

 くそぅ、もしやそれが狙いか。


 ……いや、ただの言いがかりだし、こんな可愛いのがモフれるんだったらそのくらい別に良いけどね。

 あ、お腹も撫でて良いの? ありがと。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ