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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1430/3898

1430:愛情を受け止めよう。

「はいはーい、此方(こちら)が研究所になりまーす」


「はいはーい、我々の職場でもありまーす」


 研究所の前まで来た所で、唐突にガイドさんっぽいポーズを取りつつ紹介をしてくる双子さん。

 全く同じ……というか左右対称な動きをしてるっぽいんだけど、常にこっちを挟んだ位置取りをしてるから一人ずつしか見えないんだよね。

 まぁ別に、それで何か問題が有るのかって言われると特に無いんだけどさ。



「はいどーぞー、がんばってねー」


「はいどーぞー、負けないでねー」


 何にだ。

 いやジェイさんにか。主にだけど。


 まぁあんまり気にしても仕方ないので、素直に双子さんが開けてくれた門を通って中へ行くとしよう。



 警備のお仕事が有るので双子さんはその場に待機するらしく、シェラ達を降ろして消えていった。

 はいはい、おかえりー。


「おふっ」


 あ、ロシェさんがういろうちゃんの頭突きをボディに受けてる。


 あれ、スリスリを失敗してるんじゃなくて、愛情表現で頭を押し付けてきてるってやつなんだろうか。

 私の時もだったけど、こするのを狙ってるにしては、ほぼ真ん中あたりでお腹を捉えてきてるし。


 まぁどっちにしても、【妖精】相手だと力加減を失敗してる気はするけど。

 甘えてくるのは嬉しいんだけど、もうちょっとソフトな接触でお願いしますと言いたい。

 いや、言いたいっていうか言ったけど。




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