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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1428/3905

1428:油断は戒められよう。

 まぁその辺は置いといて、だ。

 訓練場は誰かが居る訳じゃないから、解るならスルーで良いとして。


「それじゃ、次はそっちに進んだ先に有る研究所ですかね」


「研究所? あー、もしかして、なんか高い塀に囲まれてる(とこ)?」


「そうですね」


 やっぱり、なんとなく察しはつくんだな。

 まぁあっちの方に有るそれっぽい建物って言ったらあれだよね。


 いや、まぁ塀の中に有るのは建物じゃなくて生物なんだけど。

 有ると言うか居ると言うか。



 おっと、ロシェさんがさっさと出発しちゃってるからついて行かないと。


「あぁ、そうだ。研究所に居る人なんですけど」


「うん?」


 大丈夫かもしれないけど、一応警告だけはしておこう。


「なんというか…… 頭に『(マッド)』って付きそうな人達なんで、変に乗せられない様に気を付けてくださいね」


「あー…… うん、気を付けよう」


「二人とも物腰とかは普通というかまともなんですけど、会話の流れで変な言質取って来ようとする事も有りますから」


「……ノリで返事しない様にしなきゃだね」


「そうですね。まぁ大抵はからかってきてるだけなんで、警戒し過ぎなくても大丈夫だとは思いますけど」


 まぁそのからかい方にも割と問題が有る気はするけどね。

 リアクションが面白そうだと思われたら、アヤメさんみたいな目に遭いかねないし。



「いやいや、気を付けた方が良いよー?」


「いやいや、油断しちゃダメだよー?」


「んのっ!?」


 あ、まだ結構離れてるのに双子さんが見に来てた。

 唐突に声をかけてくるから、結構びっくりするよね。


「どうもー」


「ジェイがお待ちかねだよー。やぁ、警備のレストだよ」


「ディーもお待ちかねだよー。やぁ、警備のレイトだよ」


「あ、はい、どうも…… あ、可愛い」


 ……ロシェさん、変な所で強いな。

 まぁ確かに見た目は可愛らしい二人だけどさ。




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