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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1410/3902

1410:要らない情報を仕入れよう。

「しかしこの辺に来るのは久しぶりだなぁ」


「そうなんですか?」


 久しぶりって言うほどの時間は経ってない気がするけど、まぁ最初の頃に来て以来って事だろうな。


「だってこの辺のお店って、基本的にお高い物しか置いてないし……」


「あー、量産品は表通りでこっちは高級品って感じですねぇ」


 まだゲームが始まってそんなに経ってないし、こっちの品で装備を揃えられる様な人はあんまり居なさそう。


 剣……というか武器だけ良い物を、とかって人は居るかもしれないけど。

 人によっては盾って事もあるのかな?



「あとさ」


 ん?


「あの工房のおじさんなんだけどさ」


「ん? あのでっかい斧が飾ってある店ですか?」


「そうそう」


 ロシェさんが指す先には、武器屋さんらしきお店が。

 まぁ表から見える位置に斧以外にも色々な武器を陳列しておいて、全然違うお店だったらびっくりするけどさ。



「その人が何か?」


「ギャンブルめっちゃ強いの……」


「巻き上げられたんですか……?」


 ……まぁうん、イカサマでもされたんじゃなきゃ自業自得って事でね。

 むしろされたとしても、それ込みの勝負って考えたら見破れずに負けた方が悪いって事になるし。


「うん…… 三回……」


「……懲りましょうよ」


 というかなんでボロ負けした相手に何度も再挑戦するんだ。

 いや、まぁそういうものなのかもしれないけどさ。




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