1401:別の組に対応しておこう。
「……多くない?」
「物好きが多いですよねぇ」
ズラッと並ぶ人達を見て、ロシェさんから一言。
うん、無駄に多いよね。
いや、わざわざ買いに来てくれてるお客さんに言うのもなんだけどさ。
無駄に多いよね。
「あぁ、それと……」
「ん? あっちは?」
「こっちが一か所に留まってる間に、うちの子をモフりに来てるグループですね。オッケーですよー」
「あぁ、なるほど」
他にも動いてないタイミングは有るには有るけど、訓練してたりご飯食べてたりだから遠慮してくれてるっぽいんだよね。
役場に居る時はフリーな事が多いけど、あそこだと職員さんに可愛がられてるし。
「そんじゃういろう、頑張ってファンを獲得してくるのだー!」
なんでロシェさん、微妙にテンション高いんだ。
ういろうちゃんもノリノリなのか、了解っ!て感じのお返事だし。
まぁ嫌々触られるんじゃないんだったら、なんでも良いけどさ。
ういろうちゃんが構わないかの確認もせずにオッケーって言っちゃってたし。
「ん? ……あー、うん、シェラも頑張っておいでー」
そんな期待する目でこっちを見られても困るんだけど。
ああいうノリをあんまり私に求めないでほしい。
あ、でも今のでも良かったらしいな。
笑顔ではーいって手を上げて、しゃがんだお姉さん達に突撃していった。
おっと、ごろにゃんもふもふしてるのを眺めてる間に、最初のお客さんが支払いを終えてる。
それじゃ最初はとりあえず、私からって事で良いのかな。




