1394:気にしてなかった事を気にしよう。
おっと、要らない事考えてないで追いかけないと。
「お昼に売ってるのは行った事無いんだけど、あのおばちゃんの所だっけ?」
「『あの』だけだと判りませんけど、多分合ってるんじゃないかと思います」
我ながら雑な返事だけど、一応ある程度は色々知ってるみたいだし間違ってないでしょ。多分。
ん?
「……そういえば、NPC的にはキャラの作り直しってどういう反応になるんだろう」
多分名前も見た目も完全に別人に出来るんだろうけど、その辺が同じままだと種族だけが変わってたりするだろうし。
カトリーヌさんの時に気にしてなかったんだから、かなり今更って気はするけど。
「んー? なんというかこう、現実での話とかした時と似た様な感じっぽいよ」
「『よく解んないけどそういうものなんだなー』みたいな?」
「そそ。見た目や名前を全然別人みたいにする時は、そういう扱いにするか聞かれるらしいよ」
「なるほどー」
という事は既にそれをやった人が居るのか。
……何かマズい事でもやらかしたんだろうか。
あれ、カトリーヌさん……は、なんかベンチでのんびりしてる人達の所に飛んで行ってるな。
……なんかお互いにしゅぱぱっとジェスチャーやハンドサインで会話してる。
多分これから市場に行くって書いといてっていうお願いなんだろうけど、なんでアレで通じてるんだ。
まぁうん、気にしても仕方ない……というか、あんまり追及しない方が良い気もするな。
妖精さんスレあたりで変な文化とかが生まれてるなんて言われても怖いし。
「うーん」
「どうかしましたか?」
東通りに出る少し手前で、何やらロシェさんから不満げな声が。
「いやー、こう高く飛んでるとやっぱスピード感がね?」
「……それは諦めてください」
「ちぇー」
地表を飛ぶのは問題外だし、壁の近くも色々有って危ないからね。
ぶつかったりすると相手側に迷惑だから、なんとか我慢してもらいたい。
うちの庭とか、人が居ないか解ってる人だけな屋内とかならいくらでも好きにして良いからさ。




