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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1393/3907

1393:会わずに出発しよう。

 というかノーラちゃんってかなり控え目な子だし、あんまりグイグイ行くと逃げられそうな気もするんだけど。

 いや、まぁ流石にその辺は上手くやるか。

 エリちゃんだって別に、勢いだけで生きてるって訳じゃないんだし。



 あ、シェラとういろうちゃんがぽてぽて走って来た。

 呼びに行かなくて済んだな。

 まぁ誰かと一緒って訳じゃないんだから、呼ばれるまで遊んでるって事も無いだろうけど。




「門の開閉はまかせろー」


「ありがたいんだけどそのノリは何なの」


「さぁ?」


 ……まぁうん、何でも良いけどさ。


「あっちー? よし、それじゃ頑張ってねー」


 あ、めーちゃんに確認して走って行った。

 ぐるぐる回ってるんだったら、ここで待ってればそのうち戻って来るだろうに。



「それじゃ、次は市場だね」


「ほい。てことはまたあっちだね」


 方角は合ってるんだけど、先頭で飛び出すのはまだちょっと危ないと思うよ。

 まぁ事故が有るなら、誰が死ぬかの違いでしかない気もするけど。



 ……そういえば、ノーラちゃんにもロシェさんを紹介しておくべきだろうか。

 いや、別に良いか。


 ただ外で会っただけの人達にまで紹介してたら、日が暮れてしまいそうだし。

 そもそも大半はどこに居るのか知らないんだから、紹介しようにも会えなさそうだけど。


 でもロシェさんは小っちゃい子が好きみたいだし、後で文句言われるかもしれない。

 いや、まぁ知らないよで終わる話なんだけど。



 正直な所、嫌いだとか嫌だって訳じゃないんだけど、あんまり遭遇したくない相手ではあるんだよね。

 なんというかこう、精神的に疲れるし……


 いや、まぁ上位互換みたいな人がずっと後ろについて来てるんだし、今更なんだけどさ。

 ああいうのさえなければ、可愛らしい良い子みたいだし。


 いや、それさえなければって意味でもカトリーヌさんが上を行く訳だけど。

 まぁそれは置いておこう。




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