1392:早速訪ねられよう。
まぁ今はお腹も空いてないので仕舞っておくとして。
「んじゃ、そろそろ次に行ってくるね」
「うん…… 気を付けて、ね……?」
胸を張って大丈夫だとは言えないのが、【妖精】の厳しい所だな。
どれだけ気を付けてても、事故が起きる可能性はいくらでも有るだろうし。
「あ、そうだ。なんかお仕事無い?」
「いや、特には」
「ちぇー」
わざわざこっちに仕事を求めなくても、普通にモニカさんのお手伝いするなり塔の環境を整えるなりすれば良いでしょうに。
ソニアちゃんのお仕事には参加できないだろうけど、めーちゃんの方は色々有るだろうし。
そういえばめーちゃんの樹液とかはどうなったんだろう。
まぁ私が見てないだけで、いろいろ進めてはいるんだろうな。
「おかえりー。で、いってらっしゃーい」
「あぁ、うん、いってきます」
ソニアちゃん達にばいばーいと手を振って部屋を出て、表に出たら即座にめーちゃんに声をかけられた。
こっちはまだ何も言ってないぞ。
合ってるけどさ。
「ところでねー」
「ん?」
いってらっしゃいって言った後に話を続けるのか。
いや、良いんだけどさ。
「なんかさっきからー、可愛らしい馬の子がー、表でぐるぐるマラソンしてるねー」
「……あー、うん、心当たりは有る、かな……」
ノーラちゃん、直行ではなかったものの早速来たんだな……
しかしなんで走り回ってるんだ。
……モニカさんに追い回されてるとかじゃないよね?
それならめーちゃんが言うだろうし。
「お話してみてもー、良いかなー?」
「ん? それは好きにしたら良いと思うけど…… あぁ、庭に入れて良いかって事なら問題無いよ」
「わーい」
「声かけはまかせろー」
……エリちゃん、いつの間に出てきてたんだ。
あとなんかあの子に声かけって言うと、ちょっとおまわりさんが出てきそうな雰囲気が出てしまう気がする。




