1386:慣れてない扱いをしてみよう。
「あ、そうだ」
「ん……?」
「そっちも敬語とかじゃなくて、普通に喋ってもらって良いよー」
「ん……」
あ、今一瞬頭にロシェさんがくっついてるのに頷こうとしたな。
あぶないあぶない……って顔してるし。
「私の方が年下だし……」
ん、なんか半端な止め方したな。
何かあったのかな?
「つまりあれか。ソニアおねーちゃんって事だね」
「違うんじゃないですかね…… いや、知りませんけど」
まぁ確かに年上なんだし間違いじゃないかもしれないけどさ。
お姉ちゃんって感じでも……
あ、なんかソニアちゃんが嬉しそうだ。
表情はあんまり変わってないけど、ぽわぽわって擬音が似合いそうな雰囲気を出してる。
まぁソニアちゃんがそういう扱いをされる事なんて、ほぼ無さそうだしなぁ。
私も先輩って言われた時、似た様な感じだったっぽいし。
……あまりにもあまりなくらいの見た目の差は、横に投げ捨てておく必要が有るけど。
「いやー、君らのご主人様、可愛いねぇ」
クッションの上から香箱座りでのんびり眺めてたあるちゃん、ロシェさんの言葉に「でしょ?」って感じでうにゃっと一声。
その横でえるちゃんも、なんだかふふーんって自慢気な顔に。
……ソニアちゃん、召喚獣からも愛でられてるのか。
いや、その辺はあんまり人の事言えないけどさ。
方向性はちょっと違う気がするけど。




