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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1361/3906

1361:手続きは任せよう。

「まぁ基本的には害の無い良い人なんで……」


「基本的にはってところが気になるんだけど」


「飴ちゃんあげるからうちにおいで的な事を言ったりしますからね」


「変質者じゃん」


 うん、否定できない。

 その通りだとしか言い様が無いし。


「まぁ半分……いや三割……一割くらいは冗談みたいなものですし実害は無いんで」


「それ本気って言うんじゃないかな」


「実害は無いんで」


 重要なのはそこだからね。

 そもそもホイホイ釣られそうになったとしても、ジョージさん達にお仕置きされるだけだし。




「どもー」


 また戻ってきました、と軽く挨拶をしておこう。

 今のメインは私じゃないし。


「いらっしゃいませ、ロシェ様。私、受付のライサと申します。既にお聞きかとは思いますが、御用の際はこちらのカウンターまでどうぞ」


「あ、はい、ロシェです。よろしくお願いしまーす」


 言った様な言ってない様なって感じだけど、その辺は黙っておこう。



「それじゃ、諸々の手続きをお願いします」


「はい。ではまずは、こちらをどうぞ」


「……あー、うん、とりあえず貰っといて大丈夫ですよ」


 ロシェさん、当然の様に出てきた金平糖を見て困惑気味。

 まぁ普通はそうだよね。



 ずっと見てても仕方ないので一旦カウンターから降りて、下にいるシェラやういろうちゃんと遊んで待つとしよう。

 ぴーちゃんもこっちおいでー。


「おぉ…… 良いのかな?」


 私が降りてきたのを見たういろうちゃんが、その場にぼふっと転がってお腹を見せてきた。

 一応聞いてみたらミャッとお返事してくれたので、遠慮なく飛び込ませてもらうとしよう。


 ……なんかキリッとしてるけど、別に勇ましい行為でも何でもない気がするぞ。

 いや、可愛いから良いけどさ。



 もふもふと堪能してたら、ぴーちゃんがそーっと近づいてきて隣に埋まった。

 うん、気持ち良いよね。


 ん、ちょっと動き始め……って、シェラが近くで転がって、ういろうちゃんの枕になってあげたのか。

 今のはもふりと顔を乗せる時の動きだったんだな。


 代わりに頭をわしゃわしゃ撫でさせてもらってる。

 うん、仲が良いのは良い事だ。



「おーい、ずるいぞー」


「まぁまぁ」


 なにやら上に居る飼い主から文句が飛んできたけど、良いじゃないのと返しておく。

 やる事全部終わらせて解散したら、そこから先はいくらでもモフり倒せるからさ。




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